業界動向 要約

SBI生命保険、2025年度末のソルベンシー・マージン比率262.3%を開示

SBI生命保険は2026年10月30日、2025年度末のソルベンシー・マージン比率を開示した。比率は262.3%で、適格資本の額は55,046百万円、所要資本の額は20,982百万円である。

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SBI生命保険は2026年10月30日、2025年度末(2025年4月1日~2026年3月31日)のソルベンシー・マージン比率を開示した。比率は262.3%で、SBI生命保険は「十分な支払余力を確保しています」としている。

ソルベンシー・マージン比率は、適格資本の額(A)を所要資本の額(B)で割って求める。当期末の値は次のとおり(単位:百万円)。

  • 適格資本の額:55,046
  • 所要資本の額:20,982
  • ソルベンシー・マージン比率:262.3%

適格資本の額は、Tier1適格資本の額54,820百万円とTier2適格資本の額225百万円を合わせたものである。Tier1適格資本に係る基礎項目の額は57,247百万円である。このうち算入制限のないTier1資本調達手段の額は15,000百万円、経済価値ベースの調整額は27,565百万円である。ここから、調整項目として無形固定資産(繰延税金負債相殺後)の額2,426百万円を差し引いている。

所要資本の額は、税効果考慮前が27,039百万円である。ここから所要資本の税効果の額6,056百万円を差し引き、税効果考慮後が20,982百万円となる。主なリスクの額は次のとおり。

  • 生命保険リスクの額:13,891百万円
  • 巨大災害リスクの額:2,317百万円
  • 市場リスクの額:16,689百万円
  • 信用リスクの額:1,510百万円
  • オペレーショナル・リスクの額:1,439百万円
  • 分散効果の額:8,808百万円

経済価値ベースのバランスシートでは、総資産が146,226百万円、総負債が88,979百万円、純資産が57,247百万円である。経済価値ベースの保険負債は51,042百万円である。

感応度分析では、前提が動いたときのソルベンシー・マージン比率の変化を示している。主な結果は次のとおり。

  • 円金利50ベーシス・ポイント上昇:+0.4%
  • 円金利50ベーシス・ポイント下降:△0.6%
  • 米ドル金利50ベーシス・ポイント上昇:△0.9%
  • 米ドル金利50ベーシス・ポイント下降:+0.9%
  • 円金利UFR50ベーシス・ポイント下降:△0.3%
  • 株式・不動産10%下落:△9.8%
  • 為替10%円高:△2.2%

計算の前提と手法について、SBI生命保険はすべての保険契約を1つの保険契約ポートフォリオとして扱い、すべての保険契約に一般バケットを適用している。一般バケットの主要な年限ごとの割引率は、5年1.889%、10年2.490%、15年3.013%、20年3.579%である。死亡率と罹患率の前提は、標準生命表や直近の実績等を組み合わせて設定しており、将来トレンドは見込んでいない。将来の事業費を見積る際には、インフレーションの調整を行っている。所要資本の計算では、再保険の効果と為替予約による効果を認識している。会社固有のストレス係数、内部モデル、金利リスクに係る内部割引率手法は用いていない。資産評価、負債評価、所要資本の計算のいずれでも、マネジメント・アクションを考慮した項目はない。資産と負債の評価の一部ではプロポーショナリティ原則を適用して簡便的に計算しており、計算結果への影響は軽微としている。また、罹患率と解約・失効率に関する一部の前提条件には、エキスパート・ジャッジメントを適用している。

算出と検証の体制として、SBI生命保険は社内規程等で算出の責任部署を定めている。あわせて、業務部門から独立した検証責任者を選任している。検証責任者は取締役会等へ直接報告できる権限を持ち、取締役会は検証結果の報告を受けている。

各表の詳細と問い合わせ先は、元の発表を確認されたい。

図表を含む詳しい内容は、元の発表(PDF)をご覧ください。

出典:SBI生命保険「2025年度末ソルベンシー・マージン比率の開示」

本記事はSBI生命保険の発表をもとに編集部が要約したものです。

本記事は公式発表の要点のみを紹介しています。全文・詳細は出典元をご確認ください。

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