【開催報告】「ホケンノミライ2025」セッションレポート
2025年3月7日、GuardTech検討コミュニティは、東京都中央区のFinGATE KAYABAにて、カンファレンス「ホケンノミライ2025」をインスウォッチ社と共催で開催しました。
GuardTech検討コミュニティで読む →目次
- 0.オープニング
- 1.ホケンノミライ —生成AIの活用と未来展望—
- 2.保険業法改正の羅針盤 —過去から学ぶ次のステップ—
- 3.徹底討論!保険業界に潜むアンコンシャス・バイアスとは
- 4.さわかみ投信と独立系FPが考える真の顧客本位とは
- 5.あたらしい保険をつくるハッカソン「ホケンノカタチ」
- 6.Z世代が語る!保険業界若手の主張!
- 7.いま、保険代理店が目指すもの —真の顧客本位と価値提供の新たなカタチ—
- 8.RIS(全国学生保険学ゼミナール)が切り拓く保険業界の産学共同取組み
- 9.「ホケンノミライ」のミライ
- 10.AI時代のホケンジャーニー
- 12.フェムテック保険新時代 —グローバル事例と日本市場の可能性—
- 13.クロージング、懇親会
- 14.特設サイト
2025年3月7日、GuardTech検討コミュニティは、東京都中央区のFinGATE KAYABAにて、カンファレンス「ホケンノミライ2025」をインスウォッチ社と共催で開催しました。約200名の来場者を迎え、保険業界の最新トレンドや課題、そして未来の展望について深く掘り下げる1日となりました。
今回は、「ホケンノミライ2025」で実施された計11セッションの内容を、当日の写真とともに振り返ります。
(写真の敬称は省略しています)
0.オープニング
前回(第1回)に続いて、中央区茅場町のFinGATE KAYABAで開催されました。

毎床さん(CIEN)の総合司会で予定通り10時に開始されました。

GuardTech検討コミュニティの温水さんが開会のあいさつ。
昨年3月に第1回カンファレンス「ホケンノミライ2024」を初開催。続いて昨年6月にスピンオフイベント「金融×エフェクチュエーションのミライ」、昨年12月~今年2月にサイドイベント「あたらしい保険をつくるハッカソン『ホケンノカタチ』」を開催したことが報告されました。

金融庁の並木さんより来賓挨拶。本イベントがJapan Fintech Week2025(主催:金融庁、Fintech協会)の認定イベントであることが紹介されました。

平和不動産の中島さんより協賛社代表挨拶。会場施設のFinGATEのご紹介がありました。

1.ホケンノミライ —生成AIの活用と未来展望—

キーノートセッション「ホケンノミライ —生成AIの活用と未来展望—」では、モデレーターの永田さん(データビズラボ)が、保険業界のデジタル化の現状を概観し、デジタル変革の阻害要因と克服方法を生損保のデジタル改革をけん引する木田さん(三井住友海上)と岸さん(住友生命)にお聞きしました。また、生成AIの活用状況と今後の展望を踏まえ、保険業界のデジタル化のミライ予測と、若手人材へのメッセージを語りました。



永田 ゆかり(データビズラボ株式会社 代表取締役社長)
2.保険業法改正の羅針盤 —過去から学ぶ次のステップ—

保険業界に携わるお二人の弁護士のトークセッション。昨年12月に公表された金融審議会ワーキンググループ報告書に基づき、保険業法や監督指針の改定プロセスが動き出しました。前回の保険業法改正(2013~2016年)を振り返り、これらの過去の経験を通じて、保険会社と保険代理店に対し、次の改正に向けた管理体制整備を促しました。


3.徹底討論!保険業界に潜むアンコンシャス・バイアスとは

モデレーターの森田さん(インスウォッチ)は、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の根本的な課題を解決するためには、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)への対応が鍵となる、とし、藪田さん(GuardTech検討コミュニティ)から、アンコンシャス・バイアスの具体的な事例が示され、それをうけて長岡さん(NOKIOO)から、DE&Iの課題解決のための組織開発のポイントについて提言がありました。



4.さわかみ投信と独立系FPが考える真の顧客本位とは

「投資には生き様が出る」と、目先の損益に左右されない、顧客それぞれの価値に寄り添った長期投資を推奨するさわかみ投信株式会社2代目社長の澤上さんをお迎えし、保険を始め金融商品の販売を行わない中立的な独立系FP会社であるFPサテライトの町田さん、坪谷さんと、保険業界にも通じる顧客への向き合い方について議論しました。



5.あたらしい保険をつくるハッカソン「ホケンノカタチ」

2024年12月から2025年2月まで約3か月にわたって開催された「あたらしい保険をつくるハッカソン—ホケンノカタチ—」の振り返りセッション。
ハッカソン審査委員を務めた柏岡さん(リードインクス)から①各チームでの作品テーマの決め方②ハッカソンで活用したツール③あたらしい保険のアイデアが実際に世の中に展開させるためのハードルやステップ について問いかけがあり、ハッカソンに参加した3チームの代表者から、実際の体験を交えた説明と意見交換がありました。





6.Z世代が語る!保険業界若手の主張!

上野さん(保険会社)、榎本さん(保険代理店)、藪田さん(有志コミュニティ)の若手3名が登壇。GuardTech検討コミュニティメンバーへのZ世代に関する事前アンケート結果を紹介しながら、各者それぞれの立場から、若手ならではの悩みや苦労、今後の展望など、普段伝える機会の少ない若手視点の思いをお届けしました。
岸さん(住友生命)からは若手人材教育を推進してきた立場から若手社員に対するアドバイスをいただきました。




7.いま、保険代理店が目指すもの —真の顧客本位と価値提供の新たなカタチ—

一連の不祥事で保険会社と保険代理店の関係性が問われるなか、あたらしい保険代理店の共創フレームワーク「EMSA(代理店経営支援強化交流会)」の立ち上げを進める中野さん(三井物産インシュアランス・ホールディングス)と、協業先の浅山さん(SowZow)が取り組み内容を紹介。EMSA立ち上げの伴走コンサルティングを務める中島さん(ILF)との対談で、取り組みの狙いや今後のあるべき保険代理店間や保険会社との関係性について意見を交わしました。



8.RIS(全国学生保険学ゼミナール)が切り拓く保険業界の産学共同取組み

RISは全国の大学の保険論関係ゼミの学生と指導教官が、年 1 回集まって合同で研究発表会を行う大会。柳瀬教授(慶応義塾大学)、石坂教授(中央大学)から、RISが主催する保険アイデアコンペの取り組みの説明がありました。世界大会派遣チーム選抜に向けて、CIENとの産学共同による現行アイデアコンペの大幅なリニューアルが進行中であることが毎床さんより明かされました。また、西山さん(Plug and Play Japan)を交えてこれからの保険業界での産学共同取組の在り方について議論しました。




9.「ホケンノミライ」のミライ

「ホケンノミライ」発案者の住友生命岸氏が、「ホケンノミライ」を創設した狙いについて説明。保険業界の踊り場感を打破するため、業界内外から異業種交流のカルチャー改革を起こし、異業種交流のタネをまく新しい共創の形を「ホケンノミライ」のミライとして示しました。
10.AI時代のホケンジャーニー

セッション開始直前に映像設備機器が故障し、約20分の中断。急遽プロジェクターを借りて無事再開しました。
モデレーターの増島弁護士が欧米や中国の保険業界での先進的なAI導入事例を紹介。つづいて堀井さん(ホロスホールディングス)、小坂さん(Hokanグループ)、上原さん(ネオファースト生命)ら保険代理店、スタートアップ、保険会社の経営トップが、自社のデジタル・AIの活用状況を紹介し、近未来におけるデジタル・AI活用の拡大、可能性を議論しました。




12.フェムテック保険新時代 —グローバル事例と日本市場の可能性—

前回同様、最終セッションのテーマはフェムテック。木村さん(Femtech Community Japan)から、海外大手保険会社のフェムテックのアクセラレータープログラムや、国内生保のフェムテック福利厚生事業など、最新事例を紹介。50兆円市場に向けた戦略的アプローチを解説し、日本の保険業界の未来を展望を語りました。鳥居さん(住友生命)からは、自社のフェムテック事業として、不妊治療と仕事の両立支援ソリューションが紹介されました。

木村 恵(一般社団法人Femtech Community Japan 理事)

13.クロージング、懇親会
すべてのセッションが終了し、共催者インスウォッチの森田さんが閉会挨拶。

このあと、セッション終了後の会場で懇親会(AfterParty)が行われました。登壇者、参加者、運営スタッフとの間で名刺交換、ネットワーキングが行われ、「ホケンノミライ」についての活発な会話が交わされるなど盛会のうちにカンファレンスは終了しました。




ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
14.特設サイト
「ホケンノミライ2025」の特設サイトは以下をご覧ください。
ホケンノミライ2025 国内最大級保険業界カンファレンス「ホケンノミライ」を開催します。保険業界の未来を形作る重要な一歩を、私たちと共に踏み出し hokennomirai.studio.site本記事は転載元の公式発表をもとに INSURANCE JOURNAL が掲載しています。掲載内容は公開時点の情報に基づきます。
関連記事
2026年7月17日 生命保険業界初※のマルチAIエージェントを組み込んだ新契約査定システム「New Business 2.0」が“Insurance Asia Awards 2026”で“AI Initiative of the Year”を受賞
【小学生対象】JARVIS Tokyo夏休み子ども獣医師体験 開催のお知らせ
〜SBI生命10周年記念企画第2弾〜 公式キャラクター「スビィくん」のLINEスタンプを期間限定で無料配信 ※ご好評につき、無料スタンプは予定数に達したため終了いたしました